お香典の収益で葬儀費用はまかなえる?家族葬・一般葬の例から考える

今回は「お香典」と「お返し」について考えてみたいと思います。

ほのか葬祭は、相模原、町田、横浜を中心に心のこもった家族葬をお手伝いさせていただいております。

「お返し」の仕方は地域により様々な風習がありますので、この度のお話は、ほのか葬祭の対応エリアである東京都・神奈川(一部地域を除く)エリアでのお話とさせて頂きます。

4つの「お返し」

一般的に、お葬式をしてお客様をお招きすれば、お返し物を用意する事を考えると思います。

逆に、お葬式に参列した経験のある方は、お返し物を貰ったりお食事を頂いたりした事がおありかと思います。

このお返しには、来てくださった方、お世話になった方がたへの感謝の気持ちをお返しする意味があります。

また、宗教的にはこうしたおもてなしの心が故人の成仏に繋がるとも言われています。

私たちがお客様に説明する時は、大きくわけて4つ

  • お通夜・告別式においての食事
  • 香典返し
  • 会葬品
  • 通夜返し

などがあるとご説明しています。

皆様でも葬儀に参列したご経験のある方は、通夜返しを抜いた食事・香典返し・会葬品(塩・ハンカチ等)の3セットで貰ったパターンが多いのではないでしょうか。

お返しの仕方は、その時々の状況で最適なお返しの仕方をご提案させて頂いています。

上記にあげたお返しを「全てなさる方」もおられれば、一部を「除かれる方」もいらっしゃいます。

また「付け加える方」もいれば「用意されない方」もいらっしゃいます。

時代とともに変わる「お返し」の形。変わらない「気持ち」

少し前のお葬式の常識でいえば、お葬式には考えられる限りのお客様をお招きして、故人の最後のご挨拶の場として「お客様には出来る限りの事をする」手厚いお返しが一般的でした。

しかし、近年では葬儀の規模も縮小していき「家族葬」「一日葬」などの葬儀形式が増え、家族や家庭の状況によって様々なお返し方法もとられるようになりました。

この様な背景から、お返し方法は様々で「家族葬」であれば、お客様に甘えるという事もしやすい時代にはなってきたのかとも思われます。

しかし、4つ全てのお返しをするような「手厚いお返しをしなくては…」という、もてなす側の気持ちは、まだま変わりようがないのかもしれません。

ただ、私個人の考えになってしまうかもしれませんが…

遺族にとって、本当に辛い時なのですから「もう少し甘えてもいいのでは…」と思うのです。

お香典で葬儀費用はどこまでまかなえる?

葬儀の総費用は大きく分けて3つあり、その合計が総額となります。

  • 葬儀代
  • お返し代
  • お布施

この3つの項目のうち「お返し代」については「お香典」からまかなえますので実質、葬家の負担にはなりにくい部分です。

この「お香典」ですが…「一般葬」などの大型葬にすれば沢山のお金が集まるのは確かなのですが、どれぐらいご遺族が助かっているのでしょうか…?

「お香典の相場」などと「検索」すると様々な一覧表がどなたでも見る事が出来ます。

お香典の相場

※左の列は亡くなった方とご自分の関係になります。

 

この表の中で、

  • 親族ではない方:5000円前後
  • 親族でも親兄弟以外の関係の方:1万円~2万円

上記のお香典金額から、お返しの4項目のうち、「通夜返し」をしない形で平均的なお返しをしてどのくらい残るのかを計算してみます。

 

親族でない方でお香典:5000円の場合

・通夜の食事(1/3人前)    1,300円

・会葬品          500円

・香典返し(即日返し)  2,000円

お返し合計             4,800円(税抜)200円プラス

 

親族(1名)でお香典金額1万円の場合

・通夜の食事(1人前)        4,000円

・告別式の食事(1膳)        4,000円

・香典返し(即日返し)     2,000円

・会葬品         500円

お返し合計                          10,500円(税抜)500円のマイナス

 

足りていません…

ですが、多く包んで下さる親族や年代の高い「多めの金額」を下さる一般客もおりますので、マイナスではあまりありませんが、お返し物を手厚くすれば「とんとん」が精一杯です。葬儀代をまかなえる金額にはなかなか届きません

景気の良い時代なら良かったのかもしれませんが、今は「少し甘えても」いいのではないでしょうか…

「一般葬」はお客様をお招きする手前、なかなか難しいのかもしれませんが、「家族葬」であれば「相談」をする事で事情を察していただけます。

お香典は「お返し」を準備するためにいただくものではありません

この例で外した項目「通夜返し」ですが、これは通夜の弔問に来て頂いた方で、お食事ができない方に口にするものをお渡しするというものです。

例えば「通夜返し」になりそうな「コーヒーとケーキのセット」や「お清めのお酒セット」などを「香典返し」としてお渡しして通夜の食事の用意を無くしたりすることができます。

本来、葬儀の「お返し」は葬儀後にするものであるため即日返しはせずに、当日は「会葬品」だけをお渡しして、後日、お香典の金額にあったお返しをしても失礼には当たりません。

お香典は葬儀による急な出費を助ける「助け合い」の気持ちからのお供え物だということです。

もしかすると、お返し物の用意がなくて、ご立腹になってしまう方もおられるかもしれませんが、頂いたお香典に無理なお返しをするより「葬家が助かるような使い方」をしてこそ意味があるものではないでしょうか?

「その場のお返しよりもお互いに困った時に助け合う」

それでよいのではないでしょうか。

 

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