葬儀屋のひとりごと

スクリーンショット 2016-02-24 09.18.25 葬儀の仕事をしていて故人と接しているといつも考える事があります。

この方のもう少し若かった時は、どんな人だっただろう。

20代や30代の元気真っ盛りの時は、どんな人だっただろう。

この方がそれぞれの時代にかかわった人たちはどんな人たちだろう。

幸せな時期があったりつらい時期があったりする中で、人に優しくしたり、逆に迷惑をかけたりして様々な物語を紡いできたんだなと思います。

そして、この故人が物心つく前、誕生の瞬間にはもちろんご両親がいて、この人の幸せを願って子育てをしたんだろうな。

数多くの心配をしたんだろうな。

こう思うととても胸が痛くなって、大切に接しなければいけないという気持ちが自然に生まれてきます。

 

葬儀の打合で、遺族のお話を聞く事ができますので遺族のお気持ちは察することが出来ますし、希望を叶えることもできます。

故人はどんな人だったかも聞けますが、そのお話も故人の人生のごく一部分であり、故人が人生の中で一体どれほどの人と出会い、かかわった人たちにどれほど思われてきたかを知ることはできませんし。知る方法もありません。

ただ、その数多くの関わりの中で故人の事を大事に思った人も沢山いるんだろうなと想像するだけです。

 

「故人の遺族」の事を思い、「葬儀に来ることはない故人を大事に思っている人」を想像し、「故人のご両親」の事を思い

ただ、ただ大事に大切に故人を労りながらお世話をさせて頂くだけです。

 

話は変わりますが、私の家に新しい家族が生まれました。

本当に嬉しく、この子が幸せに人生を送る事を切に願っています。

この子が生まれる瞬間からたくさんの人が関わって下さいました。

けして一人では生まれる事は出来ません。

生まれてからも一人で生きる事は出来ません。

私は毎日この子のオムツを変えたり、着替えをしたり、お風呂に入れたりしています。

 

葬儀の仕事をして故人と接していると、亡くなるというのは生まれる時と似ているなと思います。

生まれた子供を世話する時と同じように大事に大切に着替えをしたり綺麗にさせて頂いています。

 

そして最後は、ご自身が幸せを願った人たちに見送られていく。

 

それでいいんだろうなと思います。

 

葬儀屋さんのひとり言です。

 

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