葬儀:お墓のあり方について – 家族と話し合いましょう

0-69先日、家族とお墓について話をしました。

私の家には一応、千葉県に代々のお墓があります。

そのお墓は現在、長男である父が継いでいます。

父には弟がいて、彼は神奈川県に自身の家族が入るお墓を建てました。

よって、もし父が亡くなったら長男である私がお墓を継ぐことになるのかと思い話を切り出したのです。

父にはつねづね私がやっている事業のことや考えを話してきましたので、私がお墓を継いだ後はどうするかを包み隠さず話しました。

「自分の仕事は葬儀屋だから、休みも取れないし予定も立てられない。だから千葉にお墓があってもお参りにいけないから、ご先祖様は供養して頂いてお墓は無くします。お父さん、お母さんのお骨は散骨して一部を自分のそばに置いておくよ?」と伝えたところ・・・

「お墓は無いとダメだろ・・・」と言われてしまいました。

理由を聞くと、お墓がなかったらどこに拝みに行くんだという事とお墓はどこの家にもあるものだろうという事でした。

私は職業柄、様々な宗派やご家族の葬儀に携わらせて頂いています。それぞれの宗派で考え方があり方法も違う。

また、ご家族によっても考え方は様々です。

そんな環境の中で仕事をしていて私は、「故人を想う気持ち」を重視するようになりました。

そんな私の考え方はこうです。

私にとって両親は本当に大切な人です。二人が亡くなったらとても寂しい・・・

でもお墓が千葉にあったら会いたくても会いに行けない・・・

だったら、遺骨の一部であっても自分の近くに置いておきたい・・・千葉に置き去りにするより、よっぽどあたたかいと思いますし、いつでもお参りができる。

大切な人が亡くなった時、その人は自分の中にいるんだと思っています。

ただ、父親も昔からの日本男児ずっと持ち続けた常識がありますのでその気持ちが解らないわけではありません。

ですが、常日頃わたしの考えを聞いて応援してくれてはいても自身のこととなると今までの常識と違う事には、やはり抵抗があるみたいです。

現代社会では、お墓不足が問題になり様々な埋葬方法が生まれましたし、社会事情により色々な葬儀の形が生まれました。

また、そうやって形が変わっていくこと自体も受け入れられる世の中になって来ているように思いますが、まだまだ古くからの日本人の慣習は根強く残っているようです。

こんなに近くにいる人すら説得するのが難しいのですから。

古き物を守るのは私もいい事だと思っています。

担当したお客様がそれを望めば全力で応援します。

ただ、私自身の「想い」だけで考えた時は、寂しい思いをするのは先に行く父じゃないので、私が納得いく形にしたいと思ってますし、話し合いの末になんとか納得してもらいました。

大切な方が安らかでありますようにと願う、「供養の思い」は時代が変わっても人から人へ受け継がれ、今でもその在り方は多くの人の心に残っています。

受け継がれた思いは時代が流れてもそう変わるものではありません。

一方で、供養の方法に関しては時代に合わせた柔軟な考え方をする方が増えてきたように思います。

自身や身近な人の想いだけで供養方法を変えたいと思った時、菩提寺やご先祖の事を考えれば、難しい環境の方もおられます。

ただ、本当に「変えたい」というお気持ちがあるのであれば是非、一度、家族や親戚と話し合いをしてみて下さい。

 

 

20年もあれば世の中は物凄く変わる時代で、葬儀の世界も変わりつつありますが、そのスピードは他の事に比べてゆっくりなのかもしれません。

 

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