葬儀:いい葬儀担当者とは?

葬儀の資格として「一級葬祭ディレクター」「二級葬祭ディレクター」があります。

この資格は国家資格ではなく、厚生労働省認定の民間資格です。

葬儀を職業にするにあたって必ず必要な資格ではありません。

私も「一級葬祭ディレクター」を持っていますが、持つことで「お客様が安心してくれたらいいな」と思い取りました。

試験内容は次の通りです

・学科試験:葬儀知識および葬儀に係る関連知識のテスト

・幕張:葬儀式場設営のための伝統的な幕張の技術の習熟度を見るテスト

・接遇:ご遺族への基本的な応接能力の評価

・司会:適切な案内・進行が出来るかの判定と日本語読解力、文章表現力のテスト

・筆記試験:実践的なお客様との質疑応答を想定したテスト

この5種目のテストを70%以上こなせれば試験に通ります。

難易度的には、受験者の半数以上が合格できるくらいなので勉強していれば問題なく合格できます。

 

この資格は「必須」ではありませんし、「いい葬儀担当者」の判別基準にはならないでしょう。

ただ、上記のような試験を合格する「一定以上の対応力もっている」と他人に認められた人という点はあると思います。

葬儀担当者側にとっても「安心していただく」という事は利点だと思いますし、自身の価値を少なからずあげてくれる点では、「必須」で持っていたいと私はおもいます。

 

「良い葬儀担当者」の基準は「お客様の数」だけあると思いますのでとても難しいものです。

逆に「悪い担当者」を考えてみます。

 

「ぼったくる」「必要のないものを売りつける」「しつこい」こういった者は論外ですが

「お客様の話や意見を聞かない」これもダメです。葬儀のお客様の中には「故人との最後のお別れ」という事もあり常識や式の進行、施設ルールなどを無視した意見や希望を言ってこられる方もいます。そのため「聞く事が出来ない」という場面もあります。

ただ、葬儀のお話合いのなかで遺族が葬儀担当者に伝える「話」や「意見は」故人への「想い」や遺族の「想い」が込められた「切実」なものです。確かに「聞けない」時もあるでしょう、ただそういった時、その言葉にしっかりと耳を傾け、考えて「代替え案」が出せない担当者はだめです。

葬儀業界には「悪い担当者」が多いです。

なぜ多いのか…私は葬儀業界がそういう担当者を育て続けていると考えています。

この業界では基本的に「マニュアル」というものがありません。

何も知らずにこの業界に飛び込んだ人はまず先輩から知識を学び、空気や雰囲気を読みながら気を遣い、色んな事や物を見て目に焼き付け盗んでいきます。そういった「感覚」がない人は「続きません」し出入りの激しい業界です。

そんな多くの人の出入りの中で「残った人は」自信のある人間に育ちます。

また、お客様の「担当者」になるとどうしていいか分からない遺族は「担当者に」全幅の信頼をもちます。

葬儀が終わるまで遺族に頼られ、終わった後は「ありがとうございました。ありがとうございました。」と心の底から感謝してくれていると実感できるほど感謝されます。

そうやって、「担当者」は自分が「凄い」人間だと勘違いするのです。

すると、行う葬式は「担当者」本位になっていき、「遺族が望む葬儀」ではなく「担当者がやりたい葬儀」になっていきます。

それが少しでも、「崩れれば」周りにいる業者やひとのせいにします。

私は「担当者」が自分は「凄い」と思った時点でその人の「成長」は止まったと考えます。

「良い担当者」の基準はやはり難しいですが、どんなに「いいお葬式」と周りに言われても、どれだけ遺族に感謝されても「自分はまだまだ」「もっと何か出来る事があったんじゃないか」と思い続ける担当者が「良い担当者」な気がしますし、自分もそうであるべきだと常に心に持って仕事をします。

 

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