ラストメイク(死化粧)とは

今回は、死化粧(当社ではラストメイク)についてお話をいたします。

当社のラストメイクは映画おくりびとでも題材になった「納棺師」が施術をいたします。

ほのか葬祭の火葬式(直葬)では遺族のご希望に応じてこのラストメイクというオプションを付ける事が出来ます。

また、当社の家族葬プランで提示しているお金額は、このラストメイクがお見積りの中に入っています。

これは、「ラストメイクをして欲しい」というお客様の希望がとても多いからです。

ですが、必ずしもお葬式に必要なものではないため、外す事も可能です。外した場合は金額を下げることが出来ます。

死化粧はお亡くなりになった方にお化粧をする事を指しますので、ご家族や病院の看護師さんがお化粧をされてもいいものです。

ですから、お亡くなりになった大切な方のお化粧は「家族がしたい…」

こんなお気持ちをお聞きすると、葬儀社としても心が温かくなります。

「ぜひ、なさって差し上げてください…」

私は必ずそう答えます。

 

また、ラストメイクのご希望が無い場合、葬儀社でもメイクを致します。

ですから、ご納棺後もそれなりに綺麗に整えられているはずです。

 

では、プロである「納棺師」が死化粧をすると何が違うのかという点についてお話しいたします。

納棺師がする死化粧は男性、女性を問わず「ナチュラルメイク」(自然なお化粧)という事が基本にあります。

 

ご遺体は、ドライアイスを当てたり、保冷庫に保管をする事で変化を抑えることは出来ますが、

完全に現状維持をする事は出来ません。

また、この変化の速度にも個人差があり、見た目の変化が全く分からない方もいれば

変化が著しく現れる方もいます。

人が亡くなられるときの環境や状況、ご病気や治療方法などが様々であり

変化の速度や進行具合も様々になります。

「納棺師」(化粧師)はお亡くなりになった時の状況から、この後どういう風に変化していくのかを察知して

最適なお化粧を施していきます。

「ナチュラルメイク」を基本として、故人様のお顔を血色がよく、まるで寝ているかのように穏やかに整えます。

そのために、生きてらっしゃる時と同じように保湿クリームを使ってマッサージをし、人それぞれである「死に顔」を安らかにします。

ラストメイク

お化粧以外の部分でも生前のお写真を見ながら、お痩せになってしまった方であれば含み綿を使って元気なころに近付けたり

入れ歯を入れられない方は綿で入れ歯をお作りします。

他にも、お髭や産毛をあたらせて頂いたり、頭髪を整えたりもします。

女性の場合は、お口紅やアイシャドウなどもお入れしたりします。

 

こうして整えられたメイクでご納棺をし、綿を使って豪華にお顔周りをお飾りします。

 

また、ご遺族がこうした一連の施術にお立ち会いをすることも出来ます。

ご希望があれば「納棺の儀」として執り行うことが出来ます。(もちろん追加費用なしです)

 

以上が納棺師によるラストメイクについてのお話ですが、

納棺師はご希望により湯灌(ゆかん)を行うことができます。

湯灌とは、故人様を最後のお風呂に入れて差し上げることですが、意味合いとしては

現生の汚れを洗い清めるという意味と、赤ちゃんが生まれたとき、産湯につかるように、新たに来世で生まれ変わるための願いの意味があるそうです。

携帯型の浴槽を用いるのでたとえ小スペースあってもご利用いただくことができます。

浴槽の上に担架を置き故人様をお寝かせします。

故人様には大きなバスタオルを二重にしてお体を隠し、ご洗体はすべてタオルの下で行います。

また、湯灌に携わる納棺師は男性、女性の希望にお応えすることができます。

「湯灌の儀」は水にお湯を足した「逆さ水」による「かけ湯」をご遺族にしていただく事から始まり

湯気が立ち昇る温水のシャワーでお体を洗い清め、洗髪をし、爪を整えます。

 

お風呂の後はお布団にお寝かせさせていただき、ご希望の服やお着物、白装束にお着せ替えをしてラストメイク(死化粧)をいたします。

 

「お父さん、お風呂に入りたがってたな…」

そんなお気持ちがあれば「湯灌」はとてもいいものとなりますが

そうでない場合でも、長く寝たきり状態でいらしゃった方は、「床ずれ」や「むくみ」などが亡くなった後は心配になる部分です。

出血、匂い、体液の漏れなど…

こんなところにも「治療」を行うことはできませんが適切な処置をしてくれるのが「納棺師」です。

 

お風呂は日本人にとって、疲れを癒したり、気分を入れ替えたりする大切な習慣事です。

古来では近親者がこの湯灌をしていたそうです。

たすきを用いてたらいで、故人様の体を洗い清めていました。

今では、そういったことはなかなか難しい時代です。

 

納棺師が行う「湯灌・納棺の儀」は「ご遺族に為り替わり納棺を行う」伝統的であり、かつ時代とともに変化した儀式です。

湯灌からご納棺を終えるまで1時間半ほどのお時間がございます。

この湯灌をすることで葬儀の準備にお忙しい中でも貴重なお時間を作ることができます。

お客様を交えず、お身内だけで、故人のことだけを考え、向き合う。

この静かで清らかな時間は、ご遺族にとってかけがえのない時間になるはずです。

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